数億円のものを持ち歩いてる?

何かこないだ物価の推移について書いたので気になった。


1975年にCray-1が発表されて、当時の価格で500万〜800万ドル。
当時の為替と物価を考慮しないといけないが、軽く数億円ってとこだろう。
さぞかし凄い性能か?と思いきや
・CPU 80MHz
・メモリも数Mってとこか?


って、今のパソコンとか携帯の方がスペック的には上だよねぇ。
何か、コンピュータの世界だと当たり前じゃん、って思ったりもする。
しかし、当時だと数億円の価値のものを、普段何気なく持ち歩いてたり。
時として紛失したり、壊しちゃったりしてる、って考えると何か凄いねぇ。
当時に数億で購入した家を壊しちゃいましたぁってのはあり得ないが、こっちはありなのね。


携帯所持率からすると、当時の数億円のコンピュータ以上のものを、国民のほとんどが持ち歩いてるってことだしねぇ。


にしても劇的な価格ダウン。
資料によると、1980年以降の変化として
・CPU性能は1万倍
・メモリ価格は3万分の1
・ディスク価格は360万分の1
・ネットワーク接続スピードは100万倍
※メモリ、ディスクはMBあたりの価格で比較
だそうだ。


まぁ、発展途上の商品と成熟期の商品とじゃ価格の変動は違うだろうけど。
同じように、他の商品の価格も落ちてくれればいいのにねぇ、って、こないだデフレについて書いたばかりだけど、こういうときは消費者の視点でした。


じゃーにー★彡