リアル鬼ごっこ4初日舞台挨拶(ちょっとネタバレ)

舞台挨拶に、まさかのメズール様(ほののん)参戦。


まえのんの意地悪な感じとか、表情とかは良かった。
強いて言えば深みが欲しいところ。


映画としては、うーん。。。
期待していただけに、この微妙な感じがなんとも。


生死を掛けた必死さが伝わってこないというか。。。
迫力に欠けて、引き込まれる感じがしない。
それ以前に設定が甘いし(王様の存在は、前提ってことで納得してるけど)、カメラワークも気になった。
アクション中心らしいが、ラケット武器にするとか、あり得ないだろ。
(そもそも求めるなって話があるが)リアリティが無さすぎる。
心理的な変化とかも表現されてたりするけれど、見てると抑揚がなく淡々と過ぎてった感じ。




思い出すままに、色々と書いて見る。
武装しようよ
刃物を持ち出したのも、まえのんくらい。
倒した敵の武器を使おうともしない。
普通の高校生が金属バットで倒せるくらいなら、色々と武器を調達すれば対抗できたんじゃ?
あと、人口の約20%を占めるんだから、人数でも圧倒できたんじゃ?
みんなの行動が理解不能だったりする。
確かに、実際に鬼ごっこに巻き込まれれば、考えてる余裕とかないのかもしれないけど、それにしても。。。


前作までの鬼は、もっと強そうに見えたが、今回は弱そうに見えたのは気のせいか?


■何で改心するんだよ。
いじめっ子のまえのんが、助けられて、すぐに改心してしまうんだが。
まえのんの性格の悪さなら、助けられた直後に助けてくれた人を鬼に差し出すくらいの。。。。
って、まえのん本人は悪い子じゃないけどね。
それくらいの人間の汚さとか表現して欲しかったりもしたが。
時間の関係とかもあるんだろうけど、その他も含め心理描写が妙にあっさりとしているというか。


バリケードが、しょぼいんですが。。。
人がぶつかって、すぐに崩れるくらいのバリケードなら、鬼もすぐに壊すよなぁ。
エサシステムは成り立たない気がするんだけど。


■外の人が
学校内に入った場合は、どうなったんだろう?
というか、自分が学校のそばに住んでるB型の人間だったら、休戦時間のある学校に行こうとする。




だめだ、書き出すとキリがない。


スタッフ陣の変更が大きいのか?
リアル鬼ごっこ
監督:柴田一成
脚本:柴田一成
撮影:早坂伸


リアル鬼ごっこ
監督:柴田一成
脚本:柴田一成
撮影:冨田伸二


リアル鬼ごっこ345
監督:安里麻里
脚本:安里麻里/瀧田哲朗
撮影:田辺司


映像からは、監督のリアル鬼ごっこへの愛情は感じられなかった。
制作側の大人の都合で、色々と制約があったのかもしれないが。


ばいちーす