映画「生きてるものはいないのか」の感想(続き)
正直、色々とまとまらない。
涙を流して感動した訳でなく。
大爆笑した訳でもない。
前にも書いたが設定で理解できない部分はある。
(私は、設定に関しては細かいとこが気になるタイプなので)
しかし、ストーリとして見ると悪くはない。
コメディとしては、小気味いいテンポでとてもいい。
理解不能な行動も、これまたいい。
この突拍子もない設定に、強烈なキャラが加わって1つの作品としてまとまっている。
そして何よりも、いい演技が見れたって感じがする。
何か不思議な感じ。
どう位置づけていいのかが、よくわからない。
万人にお薦めかと言うと、そうではない。
まぁ、臨ちゃんの出演作品なので、多くの人に見て貰いたい気持ちから、そう書きたかったりもするが。
この作品に関しては、受け止め方で色々と意見が分かれそうで、正直、どう言うべきかわからない。
この映画を分類すると、コメディになってしまうんだろう。
しかし、死をテーマにしているのは事実であり、それをコメディという形式で伝えたかった監督のメッセージが掴みかねている。
「人の生死とは、こんなもんだよ」
という主張なのか?
むしろ、「どう思う?」って問いかけなのか?
掴めない何かを掴もうとして、私は悩んでいるような。
気になって、もう一度確認しに、見に行くことだろう。
(って、既に前売りは買ってるし)
ただ、明解なのは、みんなの演技が素晴らしかったこと。
色々と難しいキャラ設定なので、演じる方は凄く大変だったと思う。
よく役作りできたよなぁ。
私には到底理解不能なキャラが多かったので、共感はできない。
しかし、見ていて違和感はなく、そんな理解不能なキャラを、みんな演じきっていたんだよなぁ。
と感心するばかり。
ばいちーす