マネタリーベース

聞きなれない言葉だが「中央銀行が民間の金融機関に供給するマネーの総量」という意味らしい。


何でこんな話題かと言うと、現在の状況がデフレ傾向にあるとの記事を読み、そこに出てきた言葉なので。


消費者物価指数(商品の小売価格の変動を表す指数)を見ると、前月比でマイナスが続いている。
物価が安くなると、消費者としては嬉しい限りであるが、
 利益が減り→賃金が減り→雇用も減り→結局は消費も落ち込む
という負の連鎖となっている。
こんなときこそ、景気回復のためにマネタリーベースを上げようと記事では述べられている。


ロジックとしては、こうかな。
(1)マネタリーベースを増やす(日本銀行が金融機関にたくさんの資金を供給する)
(2)金融機関から市中に資金が流入する
(3)結果として経済が活性化する
増やさなくても市中に流入する資金が増加するケースもある。
なので、必ずしもこうなるとは限らないだろうが、
「何かやった方がいいんじゃない」
と単純なので思ってしまう。


ちなみに、
アメリカはマネタリーベースの伸び率が107%、日本は3.9%。(どちらも1月のかな?)
だそうだ。


先日決定した15兆円規模の景気対策もあるので、これに期待したいところではあるが。
まだまだ規模が小さいとの意見も多いので、あれも、これもと不安になってしまう。


しかし、不況のときには落ち込んだ心が一番いけないと、大統領も言っていた。
楽天的と言うと語弊がありそうだが景気が悪くても落ち込まず、
明日への希望を持ち、
「Tomorrow」を歌って乗り切りたいものである。


じゃーにー★彡